カメラ機能は最新フラグシップモデルのXperia Z1に乗っている画像処理エンジン「BIONZ for mobile」は非搭載、メインカメラユニットのセンサーを比べても最大画素数が少し落ちるものの、解像感や色乗りの良さ、暗いところでも明るく撮れるなど基本的なカメラ性能の優秀さはZシリーズならでは。ユーザーインターフェースもZ1と同じく使い心地の良いものに仕上がっている。
ほかにもauの定額制音楽配信「うたパス」と連携もできる音楽プレーヤーアプリ「WALKMAN」や、ゲームプラットフォーム「PlayStation mobile」などソニーオリジナルのサービスにも幅広く対応する。ムービーやゲームは6.4インチと大型でしかも峡額縁ベゼルなので、コンテンツが見やすいうえに「トリスミナス ディスプレイ for mobile」の技術により、色彩も鮮やかで精細感の高い映像を楽しむことができる。
洗練されたユーザーインターフェースと魅力的な独自のアプリを搭載したXperia Z Ultraは、とても楽しみ甲斐のあるファブレットに仕上がっていると実感した。
《山本 敦》