1月10日から、『Wake Up Girls!』プロジェクトが遂にスタートした。テレビではテレビ東京を皮切りに、順次各局で放送開始。さらに同日、映画『劇場版「Wake Up, Girls! 七人のアイドル』が公開された。ウェブ配信も含めて様々なメディアを積極的に活用することで、ファンへのリーチを広げているように映る。こうした多面的な取り組みを山本寛監督はどう考えたんだろうか?ヤマカンに訊く! 山本寛監督が語る「Wake Up Girls!」では、第2回目、ふたつ目の質問として「テレビ放送と劇場公開の同時進行」をぶつけてみた。同時展開はなぜ生まれたのか?そこから期待出来る効果とは?そして、スケジュールも厳しくなる同時進行をなぜ選んだのか?気になる監督の答えはどうだったのだろうか。 [質問]なぜ、テレビアニメと劇場映画同時進行なのでしょうか?同時に展開することで作品に対する効果はありますか?制作のスケジュールがきつくなる(と思えます)。敢えて厳しい道を選んだ理由を教えてください) [山本寛監督 コメント] 「本当にスケジュールが厳しいです(笑)。劇場を同時に置いたのは、やはり人々が集ってアイドルを観る、という形にこだわったということです。ライブに立ち会うかのようにアイドルアニメを観る、ということですね。われわれは「ODS」という言い方をしているのですが、映画本編とくっつけて実際にライブができれば、とも思っています。それから、これはこちらの都合なのですが、オリジナルで立ち上げからの時間も少ないので、いろいろな場所や機会でこの作品を知ってもらおうじゃないか、という意図もあります。効果のほどはまだよく解りませんが、より広く知っていただきたいですね。」テレビ放送が1月17日から第2話2週目に入る。松田が連れてきたプロデューサーの須藤によって、Wake Up, Girls!はなんとか芸能活動を続けられることになる。ところがその仕事内容は・・・。『Wake Up, Girls!』の新たな展開がスタートする。