俳優のケイン・コスギが人気格闘ゲームの実写映画化作品『TEKKEN-A Man Called X』の主演に決定したと告知されていた件について、ケインの所属事務所デスティニープロダクションはこの情報が誤りだったとして、14日に公式サイト上で謝罪した。 同事務所の公式サイトでは昨年末に、「ケイン・コスギが大人気格闘ゲーム『TEKKEN』を原作にした映画の主演決定」という情報を掲載。その情報は一部ニュースサイトでも報じられ、同作が2009年の映画『TEKKEN -鉄拳-』の前日譚にあたる内容であることや、ケインのハリウッド映画初主演となることが伝えられていた。 しかし、報道があった当初から、「鉄拳」シリーズのプロデューサーであるバンダイナムコゲームスの原田勝弘氏は自身のTwitterで、ケイン主演による実写映画化の話について「知らん」とコメント。Twitterユーザーからの質問に対して、「鉄拳に関して全て握ってる俺が知らない事は会社の誰も知らないということ。実写化権持ってるとこが『飛ばし』たんだろね。 何も聞いてないから答えられない。なので『知らん』」と回答していた。 今回の情報が誤っていたことについて、デスティニープロダクションは「弊社側の不手際で、関係者の皆様に御迷惑をおかけしました事を心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。ケインが主演を予定している映画は『AGENT X(仮)』という作品であると訂正している。