『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』『2012』を手掛け、“破壊王”の異名を持つ映画監督ローランド・エメリッヒ。最新作は『ホワイトハウス・ダウン』だが、どうやら監督は作品でモノの大切さを説いているのではないか……? ジェイミー・フォックスとチャニング・テイタムが初共演したアクション作品『ホワイトハウス・ダウン』。ホワイトハウスを舞台に、議会警察官の男とアメリカ合衆国大統領が国家の危機に立ち向かう。これまで宇宙人、異常気象、世紀末といったテーマで世界を破壊してきたエメリッヒ監督だが、本作では王道のアクションに挑んでいる。 本作のBD(ブルーレイ)&DVDリリースを目前に控え、プロモーション動画が公開された。これがいっぷう変った作りで、「今まで地球をさんざんぶっこわしてきた破壊王ローランド・エメリッヒ監督。実は、ぶっこわすことでモノの大切さを逆説的に教えてくれていた…のかも」というナレーションと共に、本作の破壊シーンを逆回転させる。 破壊王の画像を逆回転すれば「モノを大切にしましょう」となるわけだ。なお「見つけてぶっこわそう 」はNHKドラマ「あまちゃん」の劇中劇「みつけてこわそう」にインスパイアを受けたのは明らかだ。劇中でも天野アキが‘逆回転’の特殊能力を用いて壊したモノを元に戻している。また動画の最後の方で爆破されているのはホワイトハウスではなく、国会議事堂だ。破壊を繰り返すエメリッヒ監督の『ホワイトハウス・ダウン』BD&DVDは、メイキングも収録して2014年1月1日に発売、8日にレンタル開始。●『ホワイトハウス・ダウン』プレミアム・エディションBD+ボーナスディスク:5980円初回生産限定。本編ブルーレイ、ボーナスディスク(DVD、約50分。チャニングとジェイミーの素顔 ・騒乱のホワイトハウス)、ブックレット、付き●『ホワイトハウス・ダウン』BD 1枚組:4980円●『ホワイトハウス・ダウン』DVD 1枚組:3990円