企業のマーケティングやPRを支援するアウルは、ウェブニュースサイト「enJOY Complex(エンジョイコンプレックス)」を20日、オープンした。「さまざまなコンプレックスの隠された魅力や楽しみ方をポジティブな記事として紹介する」メディアだ。インターン生(大学4年生)4人が半年間で制作したという。 一般的にコンプレックスというと、劣等感といったネガティブな印象がある。しかしアウル関係者は「実際に向き合い方を変えれば長所にもなり得るなど、隠された魅力がある」という。「enJOY Complex」は、コンプレックスを前向きにとらえて楽しもうという想いを込めた名称だ。 「enJOY Complex」では、「ぽっちゃり」「背が低い」「胸が小さい」「目が小さい」「話しが苦手」「運動が苦手」という6つのコンプレックス要素に絞り、シーンや季節といった切り口で、ポジティブに捉えた情報・ニュースをデイリーで発信する。たとえば「話しが苦手×面接」の組み合わせでは、“話しが苦手”というコンプレックスについて、“面接”というテーマで深堀りし、実用的な内容の情報を伝える。カテゴリー数は今後、増やしていく。 ウェブサイトでニュース配信するだけではなく、TwitterやFacebookでも情報を発信し、オープンから1年で500万PVを目指す。また公認キャラクターとして「こんぷくん」を作成した。 「enJOY Complex」は、アウルに2014年4月1日入社予定のインターン生4名が企画制作した。インターン生自らがプロジェクトの立案からサイト構成、メディア運用のスキームの構築までを半年間で行なった。