いよいよボージョレ・ヌーヴォーの解禁日が迫ってきた。販売・消費解禁日はそれぞれの国の現地時間「11月の第3木曜日」と決まっており、今年は11月21日午前0時からとなる。今年はフランス全体でぶどうの収穫が例年より遅れたものの、気象条件に恵まれ、完熟度の高いぶどうを収穫できたという。 今年のボージョレ・ヌーヴォーは、フレッシュでみずみずしいヌーヴォーらしい特徴に加えて、割に骨格のしっかりしたフルーティーな味わいが特徴だ。そして、毎年ボージョレ・ヌーヴォーを提供しているイオンが、20日の深夜に、全国のグループ主要店舗での同時一斉乾杯を実施する予定だ。 北海道から沖縄まで、全国の総合スーパーマーケット「イオン」、スーパーマーケット「マックスバリュ」など45店舗と52の「イオンシネマ」、計97個所で「ボージョレ・ヌーヴォーカーニバル2013」と題し、11月21日にボージョレ・ヌーヴォー解禁祝賀イベントを開催。うち87個所で、解禁時刻の午前0時に向けたカウントダウンや乾杯イベントなどを開催する。 さらに、全国のイオンやマックスバリュなどグループ約1300店舗では、11月21日~24日の4日間、「イオンワールドフェスタ フランスフェア」を開催。「シーフードパエリア」「ミートローフ&ポテトのチーズ焼き」など、ボージョレ・ヌーヴォーをはじめワインに合うさまざまな食材、メニューを販売する。同時に特設サイトでは、「フライパン・ローストビーフ」「牛肉のデミソース煮」などの調理レシピを紹介する。 ちなみに、イオンのワイン輸入調達を担う「コルドンヴェール」のボージョレ・ヌーヴォー輸入量は、昨年110万本(750ml換算)で世界一となっている(イオン調べ)。今年も、輸入量世界一となる見込みだ。イオンのボージョレでは、農家の栽培記録・ぶどうの生育や品質などを詳細にチェック。指定した原料のみを使い、こだわりのワインに仕上げているとのこと。またペットボトルを採用し、軽くて持ち運びやすいのもポイントとなっている。