インターネットイニシアティブ(IIJ)は11月7日、簡単に設置できる新たなコンテナ型データセンターモジュール「co-IZmo I(コイズモアイ)」を開発し、データセンターモジュールのラインナップを強化した。 「co-IZmo I」は、20フィートコンテナ(ISO規格準拠)にIT機器と空調設備を搭載したIT/空調一体型モジュール。自社専用のデータセンターやプライベートクラウドの構築を検討中の企業、自治体、学術機関をターゲットに、2014年度から提供を開始する予定。 「co-IZmo I」は、間接外気冷却方式により、腐食性ガスの濃度が高い外気環境下でも設置が可能で、幅広い環境条件に対応した。また1モジュールから3モジュールまで段階的な拡張にも対応する。オプションでUPSモジュールと非常用発電機も設置可能。 IIJは2010年より、コンテナ型データセンターモジュール「IZmo(イズモ)」を実用化するとともに、実証実験などを通してコンテナ型データセンターモジュール「co-IZmo(コイズモ)」の開発を進めてきた。「co-IZmo I」は、これらのノウハウを生かしたデータセンターモジュールとなっているとのこと。