一時は表舞台から遠ざかっていた女優の沢尻エリカだが、ここ最近になってテレビ出演が相次いで決まっており、再び芸能活動に力を入れ始めている。 昨年7月公開の主演映画『ヘルタースケルター』で、起死回生の大胆な濡れ場に挑戦し話題を集めた沢尻だが、以降は再び鳴りを潜め、芸能活動は実質“休業”状態が続いていた。 しかし、先日にはTBSスペシャルドラマ「時計屋の娘」(11月18日放送)で主演を務めることが明らかとなり、一連の騒動で着いてしまった女王様的なイメージを払拭させる清楚な黒髪の“いい子キャラ”で撮影に臨む姿が報じられ、久しぶりにメディアをにぎわせた。 いよいよ女優業を本格的に再開させるかと見られる沢尻だが、今度はバラエティ、トーク番組への出演が決定。11月15日放送の「ぴったんこカン・カン」および「A-Studio」(いずれもTBS系)にそれぞれ初出演する。 もっとも、これらの番組への出演は、同局のドラマ「時計屋の娘」の番宣としてのものではあろうが、それでも約6年ぶりとなる沢尻のバラエティやトーク番組出演は話題性十分。自身も「トーク番組はもともと嫌いではないです。これまで話をする機会がなかったし、言葉が少なかったのかも」と、トークする気は満々。「A-Studio」では笑福亭鶴瓶を相手に、中学生時代の話から、『ヘルタースケルター』の撮影秘話などを披露。一方の「ぴったんこカン・カン」では、安住紳一郎TBSアナウンサーとともに、沢尻の行きつけの店を訪れたり、クライミングジムでボルダリングに挑戦したりと、これまでにあまり見せなかった一面を披露する。 「これからもいろいろ挑戦したい。ナレーションなどにもチャレンジしたい。楽しみです」と抱負を語る沢尻。かつての“エリカ様”は完全封印して方向転換か、それとも――。今後の活動が注目される。