ソフォスは10月21日、2013年7月~9月の「スパム送信国ワースト12」(Dirty Dozen spam sending nations)を発表した。 上位2位の順位は変わらず、米国がワースト1位、ベラルーシが2位、インドが前回の6位から3位となっている。また今回、新たにイランが9位にランクインした。前回ランクインしていたウクライナ、カザフスタンはワースト12から消えている。ちなみに日本は22位(1.3%)となっている。 米国は、第2位のベラルーシと比較して、約3倍もの量のスパムを配信しているが、米国がベラルーシの30倍の人口を抱え、インターネットアクセス環境が非常に発達していることなどが要因とのこと。そのため、人口比率別でスパム配信国ワースト12を見ると、ベラルーシが米国の11.1倍で1位となる。 人口比率別スパム配信国のランクでは、12位のイスラエルは、今年初めてのランクイン。中東の国を標的にスパムを送信する傾向があり、米国と比較してスパムの配信数が1.8倍になっている。なお今回ルクセンブルクは前回の6位から4位に順位をあげている。