中日ドラゴンズのマスコットキャラクター・ドアラが左手中指を骨折し、医師から5週間ほどのバク転禁止の指示を受けたことが19日、わかった。球団が公式サイト上で報告した。 ドアラは、選手にプロレス技をかけたり体をなでさすったりと自由なパフォーマンスで人気のキャラクター。7回裏の攻撃終了時時には、バク転の着地の良し悪しでドラゴンズの勝敗を占う「バクテンタイム」を行っていた。 ドアラは16日のトレーニング中に左手中指を強く突き、名古屋市内の病院でレントゲン検査をした結果、骨折と診断された。19日に行われた手術は無事成功したものの、今後5週間ほどのバク転禁止令が医師から出てしまったという。しかし、術後の経過を見ながら、動ける範囲で変らず試合には出場するらしく、明日20日、明後日21日の試合にも登場するそうだ。ただ、「バクテンタイム」は骨折が完治するまでは中止だと発表されている。 ドアラ本人は、「ご迷惑をかけて申し訳ありません。バクテン以外の事は通常通りできますので一層頑張ります」とドラゴンズ公式サイトで健気にコメント。しかし、自身のブログでは何事もなかったかのようにドアラTシャツの宣伝をしている。 ファンは、ドアラの容態を心配するとともに、バクテンタイム中止が今シーズンのドラゴンズの戦績に関わるのではと不安がる声も上がっている。