1996年に公開され、今なお名作として多くのファンに愛され続けている映画『キッズ・リターン』の“その後の物語”を描いた『キッズ・リターン 再会の時』が10月12日に全国公開されることが決定した。 『キッズ・リターン』は北野武が監督を務め、高校を卒業したふたりの青年の挫折や葛藤を描いた青春映画。安藤政信、金子賢が出演し「オレたち、もう終わっちゃったのかな?」「まだ始まっちゃいねぇよ」という名ゼリフを残した。『キッズ・リターン 再会の時』ではそれから10年後、偶然再会したふたりの物語が描かれる。 映画化決定にあたり、原案のビートたけしは「監督のイメージに沿って自由にやってみればいいんじゃない。映画は基本的に監督のものだからさ。後は一人でも多くのお客さんに喜んで頂ければ」と、公開を楽しみにしているとのコメントを寄せている。 主役のシンジ役には平岡祐太、もう一人の主役・マサル役には三浦貴大が抜擢。『キッズ・リターン』、『BROTHER』など北野作品で助監督を務めてきた清水浩がメガホンをとる。配給:東京テアトル/オフィス北野