ロックバンド・THE GOOD-BYEのベーシスト・加賀八郎さんが2日に死去したことを受け、同バンドのギタリスト・野村義男が自身のブログに悲痛な胸中をつづっている。 加賀さんは2010年より多発性骨髄腫のため闘病中だったが、2日に泉下の客となった。 THE GOOD-BYEは今年デビュー30週年を迎え、そのために様々な企画を考えていたという。病床の加賀さんから先月、「ごめん、再入院でベース弾ける状態じゃないや」とのメールを受け取った野村は、「『あんたに弾いてもらわなきゃ困るんだけど~』メールを返しました」と2人のやり取りを振り返った。 退院して野村たちと酒席を設けることを楽しみにしていたという加賀さんだが、そんな友人の訃報に触れた野村は、「あぁ~あ、ふざけやがって。昨日、病室が変わったって聞いたから、今日お見舞いに行って、一緒に笑って写真撮ろうと思ってた日に死ぬんじゃねぇ~よ。涙が止まらないじゃんか。ふざけやがって」と、悲痛な思いを吐露した。 野村は最後に加賀さんに向け、「死んだなんて思ってねぇ~からな、寝たフリしてんじゃねぇ~よ。いつもみたいに『義男のバ~カ』って言ってこいよ~。死ぬ直前に医者の背中に中指立てたあんたを尊敬します。本当に悔しかったんだな。本当に、本当に、たくさんの愛をありがとう」と、感謝の言葉をつづっている。