母親の約8割が子どものメールを見たことがあると回答したことが、アイ・コミュニケーションが6月28日に発表した「ママ・パパ・子どものプライベートメール実態調査2013」より明らかになった。 同調査は、0歳から18歳(高校3年生)までの子どもを持つ保護者を対象に、保護者と子どものメール利用状況と実態調査を実施し、594人の有効回答を得た。調査期間は、2013年3月25日~4月24日。 子どもの年代別メール利用率は、未就学児3.65%、小学校低学年23.48%、小学校高学年50.0%、中学生80.31%、高校生97.2%と、学年が上がるにつれて高くなり、高校生ではほとんどが利用している。 (以下、子どもがメールを使っていると回答した保護者を対象とした質問) メールをやり取りする通信機器は、小中学生は携帯電話がもっとも多く、高校生はスマートフォンがもっとも多い。学年が上がるにつれて携帯電話の利用が減り、スマートフォンの利用が増える傾向にある。 子どもの携帯電話やスマートフォンのアドレス帳を見たことがある母親は58.85%にのぼる。子どもの年代別にみると、小学校低学年90.0%、小学校高学年85.29%、中学生59.7%、高校生35.82%。 子どものメールを実際に見たことがある母親は78.65%にのぼる。子どもの年代別に見ると、小学校低学年95.0%、小学校高学年91.18%、中学生82.09%、高校生62.69%。一方、父親は57.43%で、父親よりも母親の方が子どものメールを見ている割合が高い。また、子どもの年齢が低い親の方が子どものメールを見ている割合が高い。 親子でメールの使い方について決め事があるのは42.86%にのぼる。子どもの年代別に見ると、小学校低学年18.52%、小学校高学年58.82%、中学生53.92%、高校生33.65%。 メールの決め事の具体例は、「使用時間を決める」「食事中は使わない」「21時以降は使わない」など、料金や、生活リズムの崩れを気にした、使用時間についての決め事が多い。また、「知らない人とはメールをしない」「人の悪口を書かない」「知らないアドレスからのメールは開かない」など、トラブルを回避するための決め事も多く挙げられた。
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