ローン・レンジャー(演:アーミー・ハマー)と悪霊ハンター、トント(演:ジョニー・デップ)。ハリウッド史上最も不釣り合いなヒーローコンビ(?)による、アクション・アドベンチャー映画が『ローン・レンジャー』だ。 製作のジェリー・ブラッカイマーと監督のゴア・ヴァービンスキーに、主演のデップを加えた主要スタッフ3人が、『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作と同じ顔ぶれだ。 トントは、少年時代に“ある取引”をしてしまったことによりすべてを失いトラウマを抱え、この世に災いをもたらした巨悪=悪霊への“復讐”に燃える悪霊ハンターとなる。いっぽうローン・レンジャーは、レンジャー部隊の英雄である兄を殺され自分も瀕死となるが、世界を救うヒーローに生まれ変わる。 2人は共通の敵を追うが、法の執行を求めるローン・レンジャーと、復讐のために手段を選ばないトントとは、かみ合わない。予告編では、橋が爆破され谷底に落ちる機関車のシーンなどアクションも見られる。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを思い出させるコミカルな掛け合いも健在。 『ローン・レンジャー』は8月2日、日本全国公開となる。