『ターミネーター4』('09)以来、長らく待たれている『ターミネーター』シリーズ第5弾の企画が動き出したようだ。米エンタメ情報サイト「The Wrap」が明らかにした。同サイトによると、米パラマウント・ピクチャーズが『Terminator 5』(原題)の配給交渉に乗り出したという。現在、『シャッター・アイランド』('09)のレータ・カログリディスと『ドライブ・アングリー3D』('10)のパトリック・ルシエが脚本を共著しているようで、製作会社・アンナプルナとパラマウントの契約が成立すれば、あとは監督を決定し、企画にゴー・サインが出されることになる。もともとの企画では『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンが監督と目されていたが、『ワイルド・スピード MEGA MAX』('11)とのスケジュール調整のため、降板していた。しかしながら、『Terminator 5』(原題)の製作が遅延したことにより、彼の名前が再び浮上することも十分にありえる状態になってきたのは事実だ。しかしながら、この企画で一番重要なのは、アーノルド・シュワルツェネッガーがターミネーター役で再出演するかどうかではないだろうか、と同サイトは指摘している。以前のインタビューでは、とても乗り気だったアーノルドだが、現在その気持ちが変わっていなけば…と懸念されている。たとえジョン・コナーが主役であろうとも、世界中のファンが待望しているのは『ターミネーター』シリーズのアイコン的存在、シュワルツェネッガー(=ターミネーター)の姿のはずだ。