大ヒットコメディ「テッド」で“冴えない中年男”ジョン役を演じたマーク・ウォールバーグと、命が宿ったデディベアのテッドを連れ去ろうとする変質者的な誘拐犯・ドニー役を演じたジョヴァンニ・リビシの2人が、15日より公開の映画「ハード・ラッシュ」でも再び共演。壮絶な戦いを繰り広げている。 テッドをめぐり宿敵同士だったこの2人。何の因縁か、同作でも再び敵対関係に。しかし、今回の役柄は「テッド」とは打って変わり、ウォールバーグが演じる主人公・クリスは、かつて「世界一の運び屋」として名をはせた、裏社会では伝説の男。すでに足を洗って家族と幸せにくらしていたが、義弟のアンディがコカインの密輸に失敗したことから命の危険にさらされることになった自身の家族を守るため、裏社会に戻り、絶体絶命の危機に猛然と挑み、鮮やかに突破していくクリスをエネルギッシュに演じている。 一方のリビシが演じるのは、クリスの義弟の失敗に腹を立て、コカインの全額を返済しないと家族の命はないと脅迫する麻薬密売人のブリッグス役。クリスの留守宅に押し入り彼の家族を襲うブリッグスと、それに激怒したクリスがブリッグスのアパートに行き「今度、家族に手を出したら容赦しない!」と、殴る蹴る、さらには階段から突き落とすといった容赦無いブチギレっぷりで大暴れするなど、激しいバトルシーンを繰り広げる。今回、その肉弾戦の特別映像がYouTubeにて公開された。「テッド」とは全く異なるシリアスな2人の演技にも注目だ。 「ハード・ラッシュ」は6月15日より全国公開。