パワーアップを果たしたシリーズ第2作、『G.I.ジョー バック2リベンジ』は6月7日より先行公開。本作には大注目のアクションシーンと共に、アクションをより魅力的に彩る多種多様な最先端武器や乗り物、兵器が登場する。 ロンドン破壊の衝撃シーンについて作家・柳田理科雄氏(空想科学研究所・主任研究員)は「史上最大級の兵器に正直仰天しました」と明かす。 ジョン・M. チュウ監督が「とにかく登場する乗り物、武器がすごいんだ」と語るように、様々なガジェットが登場し、各アクションシーンを色づけている。 まず目を見張るのが、ファイヤーフライ(演:レイ・スティーブンソン)の乗るバイク。バイク自体が爆弾へと変貌し、バラバラになってミサイルのように突っ込んで行く。100km/hのスピードで疾走するの戦車「ジョー・コルトン・タンク」は、段差でジャンプまでするなど、ドウェイン・ジョンソンが「最高だよ」と語る。 そんなガジェットの中で、全世界を驚愕させる兵器が登場する。それは、衛星から狙いを定めた都市へ「ロッド」と言われる棒状の兵器を落とす、衛星ミサイルシステムだ。劇中では「威力は核兵器を上回る」「速度は銃弾の8倍」とされており、ロッドがロンドンに落ちると、都市は一瞬のうちに崩壊してしまった。 この兵器について柳田氏は「本編中に説明のある威力、速度から計算すると、その重量は200万トンとなります。東京スカイツリー約55棟が落下してきたのと同等です。こんなものを衛星軌道上まで持ち上げるなんて、とんでもない科学力だ」と驚きを隠せない。