台湾Foxconn Technology Groupは3日、Mozillaと幅広いパートナーシップを締結することを発表した。FoxconnデバイスにFirefox OSオープンプラットフォームを採用する。 「Firefox OS」は、HTML5とその他のWeb技術に基づき、オープンWeb向けのモバイルオペレーティングシステムとしてMozillaが開発したOS。Firefox OS搭載デバイスは今夏より提供が開始される予定となっている。 Foxconnイノベーションデジタルシステムビジネスグループ (iDSBG) のジェネラルマネージャ、Young Liu氏は、「現在Foxconnは、『8つの画面、1つのネットワーク、1つのクラウド』というビジョンの実現に全力で取り組んでいます。ハードウェア製造分野での本来の強みに加え、ハードウェア、ソフトウェア、コンテンツ、サービスを統合して提供するという新しい手法の開発にも取り組んでいます。同じようなビジョンを掲げるMozillaとともに協業できることを、当社は大変嬉しく思っています」とのコメントを寄せている。