気象庁は5月28日、同日に近畿地方と東海地方が梅雨入りしたと見られる、と発表した。気象庁によると、いずれの地方も向こう一週間、曇りや雨の日が多くなる見込み。 近畿地方の平年の梅雨入りは6月7日ごろ、昨年の梅雨入りは6月8日ごろで、平年より10日、昨年より11日早い。東海地方の平年の梅雨入りは6月8日ごろ、昨年の梅雨入りは平年並みの6月8日ごろで、平年より11日早い。 梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨の時期に関する気象情報は、現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに発表される。後日、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を行ない、その結果、本情報で発表した期日が変更となる場合がある。