イギリス広告大手WPPの子会社であるカンター・ジャパンは21日、今年で8回目になるブランド価値ランキング(『BrandZ TOP100 Ranking(ブランジー・トップ100ランキング)』)を発表した。「アップル」が前年より1%価値を上昇させ、今年も1位を維持した。 同じWPPグループに属するミルウォード・ブラウン・オプティモア社が、ブランド価値の算出およびランキングを行っている。それによると、スマートフォン関連市場で存在感のあるブランドが前年よりも価値を高めているという。 アップル以外では、「グーグル」が前年の3位から2位に上昇(価値は前年より5%増)、「サムスン」が30位に躍進した(価値は前年より51%増)。 日本のブランドでは、「トヨタ」が前年より価値を高め、自動車部門の1位に返り咲いた(前回2位)一方で、「NTTドコモ」は前年より下落。ソニーも前年の86位から100位圏外となった。なお100位圏外では、「ユニクロ」が価値を上昇させるなど、海外市場で存在感を増しているブランドが活躍した。
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