サニーヘルスは、同社が運営するmicrodiet.netにて、調査レポート「ダイエットと酵素の関係とは?」を公開した。 同社は、「酵素ドリンク」、「酵素液」をうたった酵素ドリンク商品が50種類以上発売されていることを確認したという。酵素には、食べ物を消化・吸収する「消化酵素」と、体を維持し新陳代謝を行うことに必要な「代謝酵素」があり、「消化酵素」を手軽に効率よく取り入れることで、ダイエットできるとされている。 だが酵素は、熱に弱く、60度以上の熱処理をするとその働きを失ってしまう。ところが、多くの酵素ドリンクは、65~85度で10~30分の加熱処理が義務づけられている「清涼飲料水」として販売されている。 同社のレポートでは、熱処理された酵素ドリンクは既に「失活酵素」となっているために、体内での消化や代謝に利用されることはないとし、このような商品を「酵素ドリンク」と販売しても問題がないのだろうかと締めくくっている。