米調査会社IDC(International Data Corporation)は現地時間1日、2013年第1四半期(2013年1~3月期)のタブレット世界市場の出荷台数調査結果を発表した。出荷台数全体は前年同期比142.4%のプラス成長となり、4,920万台を記録した。 ベンダー別では、アップルが予想の1,870万台を上回る1,950万台となり、トップをキープしたものの、シェアでは前年同期の58.1%から大きく下回り39.6%と4割を切った。逆に2位のサムスンは前年同期の11.3%から17.9%へとシェアを広げ、3位のASUSTeK Computerも3.1%から5.5%へシェア拡大。また、今年の3月から「Surface(サーフェス)」を発売したマイクロソフトが新たに5位へとランクインし、1.8%のシェアを獲得している。 その他のベンダーも前年同期の24.1%から31.5%へとシェアを広げたように、アップルのひとり勝ちの状態が続いていたタブレット世界市場は徐々に様変わり。各社混戦の様相を呈してきたと言える。
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