株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は4月30日、Google Play上の公式アプリケーション28個に、トロイの木馬をAndroidデバイス上にダウンロードする機能を持った悪意のあるアドウェアモジュールが含まれていることを発見したと発表した。それらプログラムの合計インストール数は数百万に達している。犯罪者は2011年から、モバイルデバイス用の広告ネットワークを悪用したトロイの木馬を拡散するようになった。それらの中でも最も多く拡散されているのが「Android.SmsSend」トロイの木馬ファミリーで、このトロイの木馬は高額な有料SMSを送信し、ユーザをプレミアムサービスに登録する。Dr.WEBで解析したアプリケーションのうち、3つの広告モジュールがIPアドレス188.139.xxx.xxを持つコントロールサーバに、残り25個のアプリケーションがIPアドレス91.226.xxx.xxを持つサーバへの接続を試みるものであった。今回のケースでは感染端末台数が530万台を超えると推測され、アンチウイルスシステムGoogle Bouncerが導入されて以来、Google Play上で発生した最も大規模な感染となるとしている。
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