首都圏模試センターは4月22日、「2013年入試結果から探る、2014年首都圏中学入試展望」を発表した。同レポートでは、難易度の変化についてまとめられており、開成、駒場東邦、豊島岡女子学園、立教女学院などが難化したという。 来春の首都圏中学入試展望は、2013年と2012年の結果偏差値(合格率80%)の比較に基づくもの。各学校については、同日公開された「偏差値比較一覧」に掲載されている。 男子難関校について、2月1日は、開成、駒場東邦、早稲田1、海城1が難化。麻布、慶應普通部、武蔵、早稲田実業は前年と変わらず、早稲田高等学院は易化したという。 2月2日は、栄光学園、聖光学院1、渋谷教育学園渋谷2、攻玉社2は難化。大学付属校では、慶應湘南藤沢、明大付属明治1、立教池袋1、学習院1、青山学院などは前年と変わらなかった。2月3日は、筑波大附属駒場、海城2が難化。大学付属校では、早稲田2、慶應中等部、学習院2は前年と変わらず、明大付属明治2はと中央大学附属横浜3は難化した。 埼玉では、栄東が人気を集め、難易度も上昇。そのほか、開智1、大宮開成・特進2、西武文理2、東京農大第三・特待選抜2などが難化した。千葉では、市川、芝浦工大柏1が男女ともに難化し、渋谷幕張1と東邦大東邦は前年と変わらなかったという。 一方、女子難関校について、2月1日は、桜蔭、女子学院、雙葉、フェリス女学院は前年と変わらず、それに続く早稲田実業、立教女学院は難化。 2月2日は、豊島岡女子学園1、 白百合学園、晃華学園2、湘南白百合学園が難化。大学付属校では、慶應湘南藤沢、青山学院が前年と変わらず、明大付属明治1が易化した。2月3日は、慶應中等部、晃華学園3、明大付属明治2が難化。豊島岡女子学園2は前年同様という。 そのほか、同レポートでは、公立中高一貫校についても紹介している。