ソフトバンクは16日、米スプリント・ネクステルの買収に関してコメントを発表。同社がスプリント社と合意している内容は「短期的かつ長期的にスプリントの株主の皆様に対して、より多くの利益を提供できるもの」であるとし、取引は「これまでに合意している条件で2013年7月1日には完了する見込み」だと強調した。 スプリント社の買収をめぐっては、新たに米国の衛星放送サービス会社ディッシュ・ネットワークが名乗りを挙げ、今後の動きが注目されている。これに対しソフトバンクは、「ディッシュの提案は、前提条件が非常に多く、準備段階の内容である」と反論している。