Mozillaは米国時間9日、Webサイトに簡単・安全にログインできるブラウザベースの認証システム「Persona」のベータ2版を公開した。 「Persona」は、ブラウザが仲介してメールアドレスの所有者を証明する認証システム。ユーザが新しいアカウントを作成したり新しいパスワードを設定したりすることなく、既存のアカウントから簡単にログインできるよう、「Webからパスワードをなくす」ことを目標に開発が進んでいる。Personaを利用すると、デスクトップ、タブレット、スマートフォンのどのデバイスからでも、1~2回のクリックで、安全なログインが可能になるという。 ベータ2版では、パフォーマンスが2倍に高速化したほか、既存アカウントでPersona対応サイトへのログインを可能にする「IDブリッジング機能」が追加された。ユーザーは、ログインボタンをクリックして、自分が使いたいメールアドレスを入力するだけで、IDのブリッジングが機能する。これにより、ユーザーはPersonaを使用するどのサイトでも自分の既存のアカウントを再利用できる。またFirefox OSもPersonaに対応した。 「Persona」ベータ2は、yahoo.comで対応が進められており、サンプルサイト「123done.org」でユーザビリティが体験可能となっている。Mozilla Persona: より良いログイン手段https://login.persona.org/
Mozillaがブラウザアプリ「Firefox」のiOS版をリリース……簡単・セキュアな検索機能が特長 2015年11月13日 MozillaがWebブラウザアプリ「Firefox」のiOS版をリリースした…