2013年7月より放送が始まるテレビアニメ『ファンタジスタドール』は、ヒットメーカーとして知られている谷口悟朗さんの最新プロジェクトである。谷口さんは監督として『無限のリヴァイアス』や『プラネテス』、『コードギアス 反逆のルルーシュ』など数々の人気作を送り出してきた。本作では原作兼クリエイティブプロデューサーの立場から、自身初となる美少女バトル作品に挑んでいる。3月30日(土)幕張メッセで開催されたアニメ コンテンツ エキスポ 2013にてステージイベントを行った。誰もが見られるオープンステージでのイベントとあって、立ち止まってトークに耳を傾ける来場者の姿も多く、注目度の高さが窺えた。まず、谷口さんと東宝の岡村和佳菜プロデューサーが登場し、企画の成り立ちについて語った。谷口さんは1本ずつ異なるアプローチや違う挑戦をしたいと考えており、可愛いキャラクターが出てくる作品にも興味を持っていたという。だが、どこの会社からもそういった方向性の依頼がなかったため、自ら立ち上げた企画であることを打ち明けた。東宝との繋がりは、谷口さんがTOHOシネマズ学生映画祭にトークゲストとして出演した縁から生まれている。これまでの谷口作品とは異なる企画内容を見た岡村さんは「意外だったが、根底には谷口さんらしさがあり、作品に対する考え方にも共感を得た」と話し、共同でのプロジェクトがスタート。アニメ事業に注力していきたい東宝の方針とも合致した形だ。谷口さんは『クリィミーマミ』や『ミンキーモモ』など過去の名作を挙げ「普通の女の子が出てくる作品で真っ向勝負したい」と意気込みを示した。また本作のキャラクターデザイン原案には新人女性イラストレーターのAnmiさんが起用されている。岡村さんはそのイラストについて「女性から見ても可愛いと思えるデザイン」と語り、幅広い人々をターゲットにしている本作にとって強みになると自信を見せた。続いて、スペシャルゲストとして主人公・鵜野うずめ役に抜擢された新人声優・大橋彩香さんが登場すると、会場からは大きな歓声が上がった。大橋さんは主人公が通う私立聖悠学館・中等部の制服姿で、ベレー帽や靴下など細部まで再現されたその衣装に感激した様子だった。谷口さんは大橋さんの声について「凜とした意思がある」と絶賛。声の持つ「芯の強さ」が起用した理由だと明かした。アフレコはこれから行われるとのことで、大橋さんがどのような演技を披露してくれるのかにも要注目だ。[高橋克則]『ファンタジスタドール』2013年7月よりテレビアニメ開始http://www.fantasistadoll.com/