ヒット映画の多くは、素晴らしい小説やコミックの原作がる。毎年旬の映画プロデューサーが“これを映画化したい”と唸るような原作小説を募集する、映画化を念頭においた新しい文学賞が『日本エンタメ小説大賞』だ。 新しい書き手の発掘を目的に、カルチュア・コンビニエンス・クラブTSUTAYAカンパニー、ニッポン放送、リンダパブリッシャーズの3社が共同で主催する、第1回『日本エンタメ小説大賞』では2月28日の締め切りまでに、18歳から80歳代までの幅広い世代の書き手から、ミステリー・SF・恋愛・ホラー・ライトノベルなど幅広いジャンルの、趣向をこらした281作品の応募があった。 今後、主催3社は第1回目審査員長の石田雄治氏と共に、8月1日の大賞発表に向けて厳正な審査を行なう。大賞発表時には二次・三次審査通過者および作品名も合わせて発表する予定だ。第1回『日本エンタメ小説大賞』応募概要●応募資格:「プロの小説家」を目指している人●作品のジャンル:応募のジャンルは問わない。ただし、「映画の原作になること」を意識したエンタテインメント性の高い作品を求める。●募集期間:2012年8月1日~2013年2月28日(消印有効)●審査委員:第1回目は映画プロデューサー・石田雄治氏が審査委員長を務める。石田氏は『八日目の蝉』(2011年)、『告白』(2010年)と、2年連続で日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作をプロデュースするなど、注目の映画プロデューサーの1人だ。その他主催3社より各1名が審査委員として選考にあたる。●受賞:大賞1作品副賞:大賞受賞者に賞金20万円出版:大賞作品はリンダパブリッシャーズより出版される。●主催者:日本エンタメ小説大賞実行委員会カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社TSUTAYAカンパニー株式会社ニッポン放送株式会社リンダパブリッシャーズ