ゲイリー・オールドマンが、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の続編『Dawn of the Planet of the Apes』(原題)のキャスト入りを果たしたことが分かった。マット・リーヴスがメガホンを取る同続編は、2011年に公開されたジェームズ・フランコ主演の前作の15年後という設定になるようだ。猿のもつウィルスによる伝染病のため人間社会が壊滅状態に陥った前作のエンディングに続くストーリーで、生き残った人間たちがサンフランシスコでコロニーを形成し、ゲイリーはその集団のリーダーであるドレイファス役を演じることになった。前作で知能が発達した猿のリーダー、シーザーを演じたアンディー・サーキスの続投が決まっているほか、ジェイソン・クラークやコディ・スミット=マクフィーも最近本作のキャストに加わったばかりだ。ちなみに、当初は同続編にカメオ出演する予定だったというジェームズは、前作の監督を務めたルパート・ワイアットが同続編の監督を降板したことを受けて続投しない意向だという。「続編でカメオ出演するはずだったんだ…シーザーと僕のキャラが絡むシーンが1つあったんだけど、たぶん前回カットしたシーンを使う感じだろうね。前作で大きな役割を果たしていた(20世紀フォックスの前CEO)トム・ロスマンが去ったりして、いろんな事が起きたんだ」、「しかもルパート(・ワイアット監督)まで降板しちゃったじゃないか。だからどうなるのか分からないね。たぶん僕は出ないと思うよ。ルパートが抜けてからは僕に対して何の音沙汰もないしさ(笑)」。そんな『Dawn of the Planet of the Apes』は2014年5月の公開に向けて、今月からニューオーリンズで撮影が開始される。