まんが王国を名乗る県が、国内には2つある。高知県と鳥取県だ。一体、どちらが本当の王国なのか?かなり気になるところだが、このまんが王国争奪に終止符が打たれることになった。高知県と鳥取県が、このほどマンガを巡る友好通商条約を締結することになった。3月24日に、東京・秋葉原でこの締結式が行われる。 高知県と鳥取県は、3月24日にベルサール秋葉原にて「まんがの聖地と呼ばれたい!高知x鳥取 in AKIBA」を開催する。まんが甲子園で知られてきた高知県と、昨年まんが王国とっとりを初開催した鳥取県が友好通商条約を締結する場になる。
高知県と鳥取県は、知名度の向上の一環として、近年、マンガをキーワードにした観光客の誘致に積極的に取り組んでいる。高知県出身では『アンパンマン』などのやなせたかしさんや『毎日かあさん』などの西原理恵子さん、鳥取県出身では『ゲゲゲの鬼太郎』などの水木しげるさんや『名探偵コナン』などの青山剛昌さんといった多くのマンガ家を輩出している。 そうした背景をより強化するため協力することになった。2県が協力するかたちでの人材育成やイベント開催を目指す。そのキックオフイベントが、友好通商条約締結記念イベント「まんがの聖地と呼ばれたい!高知x鳥取 in AKIBA」だ。