1月22日、第36回日本アカデミー賞の各優秀賞が発表された。優秀賞はいずれも5作品もしくは人物が選ばれる。 このうち長編アニメーションを対象とする優秀アニメーション作品賞には、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』、『おおかみこどもの雨と雪』、『ももへの手紙』、『friends もののけ島のナキ』、『ONE PIECE FILM Z ワンピースフィルム ゼット』が決定した。いずれも2012年の話題作だ。
今回アニメーション作品賞の優秀賞に選ばれた作品はいずれも話題作品であるが、昨年公開の映画作品数が多かったのもあり激戦となっていたのが見て取れる。なかでも『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』、『ONE PIECE FILM Z ワンピースフィルム ゼット』はそれぞれ11月、12月の公開作品でもある。 一方で、興行的大きな大作映画が多くなっている。2012年は小規模な劇場公開も多かったが、今回はそうした作品は入らなかった。