音楽配信サービスを行っているレコチョクが23日、J-POP中心の定額聴き放題サービス「レコチョク Best」を3月上旬から開始すると発表した。月額980円でスマートフォン(Android/iOS)ユーザー向け。 レコチョクでは、2012年11月よりスマートフォン向けの全商品をnon DRM化し、購入した楽曲は、Android端末やiPhoneなどのスマートフォンやPC、タブレットのほか、iPodやウォークマンなど携帯音楽プレイヤーでも再生が可能となっていた。 今回の新サービス「レコチョク Best」は、月額980円の定額利用料でJ-POPを中心に約100万曲以上を、スマートフォンでいつでも好きな時に自由にストリーミングで聴くことが出来るサブスクリプションサービス。ストリーミングではあるが、一度聴いた曲は端末内にキャッシュ(一時保存)に保存され、地下鉄などの通信圏外でも一定の曲数を聴くことが可能。日本の音楽配信シーンでは進まなかった定額制が、これを機に進む可能性も秘める。 音源形式はAACコーデック、ビットレートは128kbps/320kbps。参加するのはEMIミュージック・ジャパン、ソニー・ミュージックエンタテインメント、キングレコード、徳間ジャパンコミュニケーションズ、日本クラウン、ビクターエンタテインメントなど。低迷が囁かれる邦楽ジャンルに風穴を開けられるか注目される。