ヤフーは15日、「公共情報コモンズ」と連携し、「避難勧告」「避難指示」が発令された際、Yahoo! JAPANが提供する「防災速報」「Yahoo!天気・災害」にて、発令情報を配信することを発表した。どちらも、台風シーズンに備え今夏から配信を開始する。 「公共情報コモンズ」は、マルチメディア振興センターが運営する、自治体等が発信する公共情報を集約し、放送、携帯、ポータル事業者や、新聞社などのメディアに配信するための情報基盤。インターネットを介した発令情報の配信により、ユーザーに災害時の複数の情報取得手段を提供するのが狙いとのこと。 Yahoo! JAPANでは、2004年に各ページで災害情報速報の掲出を開始して以来、防災に関する取り組みを継続しており、2011年7月には災害情報をプッシュ通知で知らせる「防災速報」の提供も開始している。今後は、Yahoo! JAPANが各自治体と協定の締結を進めている「災害協定」の締結先についても、個別のホットラインを構築し、発令情報の提供を進める。