2013年4月よりMBS「アニメイズム」枠にて、『革命機ヴァルヴレイヴ』の放送がスタートする。先日の製作発表で多くの話題を集めた本作だが、早くもメインスタッフが発表された。いずれも著名なクリエイターが揃っており、オリジナルロボットアニメに対するサンライズの意気込みが窺える。合わせて作品の世界観を表現したキービジュアルも公開となった監督を務めるのは、『劇場版 機動戦士Zガンダム』の緻密なメカ描写や『ローゼンメイデン』のドラマチックな演出で高い評価を得た松尾衡さんだ。『紅』や『夏雪ランデブー』など多くの監督作を持ち、ファンからの評価も高い演出家である。シリーズ構成には『コードギアス 反逆のルルーシュ』の練り込まれた展開で注目を集めた大河内一楼さんが起用された。また『D.Gray-man』で知られるマンガ家・星野桂さんが自身初となるキャラクター原案を手掛けた。キャラクターデザインは『機動戦士ガンダム戦記 アバンタイトル』の鈴木竜也さんが担当。ストーリーとキャラクターの両軸を固めている。メカニカルデザインはゲーム『装甲悪鬼村正』の石渡マコトさん、『蒼穹のファフナー』の鷲尾直広さん、そして『機動戦士ガンダム』の大御所・大河原邦男さんが務めている。洗練されたメカニックと迫力あるアクションも本作の見所になるだろう。真暦71年。宇宙都市 “ダイソンスフィア"の開発によって、総人口の7割が宇宙で暮らす時代。世界はふたつの勢力に分かれていた。軍事同盟から発展したドルシア軍事盟約連邦と、貿易協定を拡大させた環大西洋合衆国、通称“ARUSアルス"。二大勢力の狭間で中立を謳う小国・ジオールは、経済的繁栄を手に入れ、平和を保っていた。そのジオールのスフィア内、モジュール77と呼ばれる区画に暮らす高校生・時縞ハルトの平穏な日常は、突然のドルシア軍の侵攻により一変した。ハルトと謎の人型兵器ヴァルヴレイヴとの出会いが、世界を揺るがす。公開されたキービジュアルには主人公・ハルトとドルシア軍のエージェント・エルエルフが描かれている。その背後に白と赤の装甲に包まれた謎の兵器「ヴァルヴレイヴ」の姿も確認できる。オリジナルメカアニメーションに定評のあるサンライズのもと、豪華スタッフが結集。翌春の『革命機ヴァルヴレイヴ』オンエアに向け、期待も高まっていく。[高橋克則]『革命機ヴァルヴレイヴ』http://www.valvrave.com/[メインスタッフ]監督: 松尾 衡シリーズ構成: 大河内一楼キャラクター原案: 星野桂キャラクターデザイン: 鈴木竜也メカニカルデザイン: 石渡マコト(ポリゴン番長) 鷲尾直広 大河原邦男アニメーション制作: サンライズ