『ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)日本版』(編集長:小野由美子)は14日、「WSJ日本版が選ぶ2012年10大ニュース」を発表した。2012年の1位は「欧州債務危機」。 WSJ編集部が日本版読者の反響、記事本数が多かったトピックス、米国・アジア版記者が精力的に取材したテーマの中から、1位から10位までのランキング形式で選定した。 2012年は世界で文字どおり「嵐」が吹き荒れた。債務危機に揺れる欧州では、緊縮財政に国民が反発、ゼネストの嵐が巻き起こった。チュニジアから始まった「アラブの春」の嵐はシリアのアサド政権を追いつめた。大型ハリケーン「サンディ」も米国に生々しい傷跡を残した。また米国や中国、フランス、ロシアといった主要国で新たな指導者が選ばれ、節目の年となった。WSJ日本版が選ぶ2012年10大ニュース1位:欧州債務危機2位:オバマ米大統領選再選3位:習近平氏、中国国家主席就任4位:シリア内戦5位:ハリケーン「サンディ」猛威6位:日中領土問題が再燃7位:日米欧、金融緩和強化8位:アップルVSサムスン訴訟合戦9位:フェイスブック上場10位:ロンドン五輪番外:世紀の天体ショーに天文ファン歓声