博報堂DYメディアパートナーズ(メディア環境研究所)は10日、全国の高校生を対象に、スマートフォンの使用やメディア接触状況を調査した「スマートティーン調査報告」の結果を発表した。 調査期間は11月7日~12日で、携帯電話を所有している、高校1年生~3年生の男女416名(男子208名、女子208名)から回答を得た。 それによると、まずスマートフォンの所有率は53.6%。過半数がスマートフォンを所有しているが、女子が57%、男子が49%と、女子のほうが男子よりも普及率が高かった。スマートフォン所有者がスマートフォンを購入したタイミングは、「2012年になってからの購入」が男女ともにボリュームゾーンで5~6割。2011年の購入者数から倍増している。 さらに、スマートフォンを所有する高校生の全体の4人に1人(25.5%)が「はじめて所有した携帯電話がスマートフォン」だと回答した。特に、男子では約4割の回答に上っており、「携帯デビューがスマホ」という層は、今後も増加していくと思われる。 スマートフォンの利用頻度については、全体の2人に1人が「スマートフォンを1日中さわっている」と回答。特に女子からは「目が疲れる」「睡眠時間が少なくなった」といった声も挙がっており、なかなかスマートフォンを止められない様子が伺える。またアプリについては、インストール数が平均29個、利用アプリ数が平均1個。有料アプリが平均1個となっている。なおソーシャルメディアの利用については、半数以上が「人間関係が充実した」と感じており、特にスマートフォン保有者で約7割と好意的。その一方で、全体の4割が「人間関係がわずらわしい」と感じることがあると回答している。 1か月の携帯電話利用料金は、平均約6千円。男女ともに、フィーチャーフォンを所有する高校生に比べ、スマートフォンを所有する高校生のほうが、平均2千円程度高かった。 そして、主要6メディア(テレビ/ラジオ/新聞/雑誌/PCネット/携帯ネット)の一日の総接触時間は、フィーチャーフォンを所有する高校生より、スマートフォンを所有する高校生のほうが長く、男子より女子のほうが長かった。また、スマートフォンを所有する高校生のほうが、「携帯ネット」の接触時間が長かった。
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