株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は11月14日、「2012年10月のウイルス脅威」をまとめ発表した。10月は、前半にトロイの木馬エンコーダの急激な増加が見られ、それらのプログラムによってファイルを暗号化されてしまったユーザからのサポートリクエストが多数寄せられた。また10月、「Dr.Web CureIt!」によって最も多く検出された脅威は「Trojan.Mayachok」のさまざまな亜種で、一方ディスク上で最も多く検出された悪意のあるファイルはこのプログラムによってダウンロードされた「BackDoor.IRC.NgrBot.42」ファイルであった。