日本マイクロソフトは9日、Word、Excel、PowerPointなどのマイクロソフト製品上で「Unicode IVD(UTS#37)」に対応した異体字の取り扱いを可能にするアドイン「Unicode IVS Add-in for Microsoft Office」(IVS Add-in)を提供することを発表した。
『Unicode IVS Add-in for Microsoft Office』は、Windows Vista(32ビット、64ビット)、Windows 7(32ビット、64ビット)で、Microsoft Office 2007、Microsoft Office 2010が実行可能な環境で動作する。また、本アドインと、入力補助ツール機能などをセットにした「IVS Add-in for Microsoft Office」有償版もイーストから発売される。なお、Windows 8、Windows Server 2012などの製品は、すでに標準でUnicode IVD(UTS#37)に対応済みのため、対応フォントをインストールするだけで異体字の入力・表示・コピーなどは可能となっている。 《冨岡晶》