前田建設工業が『宇宙戦艦ヤマト2199』のキャラクターを活用した工事看板を、この11月より関東各地の工事現場で採用する。本作の主人公である古代進や人気キャラクターの森雪、真田志郎らが、看板や仮囲いに登場する。工事現場の注目やイメージのアップを目指す。前田建設によれば、工事看板は普段は周辺住民からなかなか注目されないことがある。そこでキャラクターを活用することで、「週間作業予定」看板に注目を集めるための工夫とする。さらに子供たちが話題としやすい「工事車両出入口」看板のデザインで、多くの子どもたちに看板強く印象づける。これにより工事現場の透明性と安全性を向上させる。これまでも前田建設は、キャラクターを活用した看板の経験がある。今回は、同社がこれまでの工事現場運営で得た、情報発信における課題やデザインのノウハウが取り入れられているのも特徴だ。さらに今回の試みの結果をフィードバックし、これらの工事看板の有用性を把握、改善につなげる。将来的には商品化も視野に入れる。このキャラクターを活用した看板は、前田建設工業、そして前田建設工業がジョイントベンチャーで参加する関東地区数エリアに掲示される。11月初旬より開始する。このほか前田建設と『宇宙戦艦ヤマト2199』は、ファンタジー営業部を通じたコラボレーションでも注目を集めた。こちらは本編に登場するヤマトを実際に建造・発進した時に必要となる工事について、ファンタジー営業部が技術的な検討を行うプロジェクトだ。勿論、リアルにヤマトが飛ぶことは難しそうだが、それが技術的に可能かは興味深いところだ。こちらのプロジェクトは、前田建設のサイト内に読み物として掲載されている。実際のアニメスタッフが製作した、技術者打合せ風景などのオリジナルシーン(静止画)なども見どころになっている。前田建設http://www.maeda.co.jp/宇宙戦艦ヤマト2199 × 前田建設ファンタジー営業部http://www.maeda.co.jp/fantasy/yamato/index.html