東京都交通局の志村車両検修場で11月4日に行われた公開イベントで、同局が保有しているメルセデスベンツ『ウニモグ』(軌陸両用架線作業車)が展示された。同車は、ZWEIWEG社製の軌道案内(8輪)が取り付けられており、道路と線路の両方での走行が可能。おもに都電荒川線の電車線(架線)の点検や補修を行う際に使用される。同局のウニモグは、グリル部分に付くメルセデスのマークが、東京都のイチョウのものに変えられていた。また、同イベントでは、都営三田線6300形や東急電鉄3000・5000系車両のほか、電気保守用モーターカー、巣鴨自動車営業所の都営バス(日野)、志村消防署の消防車(日野)などが展示された。