ハート型の実をつける「ハートツリー」という植物の実が、この時期に気温が下がるとともに赤味を増している。 ハートツリーは沖縄、中国、台湾地方を原産とする常緑低木の「はりつるまさき」の一種だ。“枝変わり”を愛知県の農園が10年以上の歳月をかけ、選抜をかさねて完成させた。日光を好む丈夫な木で、苗から5年で高さ50センチメートルほどに育つ。春に花が咲き、7月頃からハート型の実を付ける。実は直径7ミリメートルで、日光によく当てると鮮やかな赤色を帯びる。食用にはならない。 ギフトとしてハートツリーを通信販売している株式会社ブランディング(愛知県半田市)は「11月22日『いい夫婦の日』で、日頃の感謝の気持ちを伝えることが恥ずかしい方は、ハートツリーで気持ちを伝えてみるのはいかが」と勧めている。