エンタテインメント総合誌の「日経エンタテインメント!」(日経BP社)がアニメの大特集を組んでいる。11月2日に発売された12月号は“消費を動かすアニメパワー”とタイトルして、65ページにもわたり、世の中を動かすアニメのムーブメントにフォーカスした。取り上げられた作品は、『ONE PIECE』や『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『「魔法少女まどか☆マギカ」』、『黒子のバスケ』などだ。いま最もホットな作品のヒットを分析する。また、気声優最やアニメの聖地、さらにアニソンなど2012年のアニメの現在を切り取ったかたちだ。「日経エンタテインメント!」は、映画やテレビ、音楽など様々なエンタテイメントを広く取り上げる雑誌だ。そのひとつとしてこれまでもアニメに力を入れてきた。2011年末も『けいおん!』を中心にアニメ特集を組んだ。今回はそれからおよそ1年ぶりアニメ特集となった。エンタテメイメントの最前線の雑誌が、“アニメ”に大きな関心を持っていることが分かる。また、同誌の特徴は、日本経済新聞グループ、ビジネス誌を得意とする日経BP社とのつながりからビジネス視点を得意としていることだ。アニメ業界のビジネスモデルの変化や、ジャンプアニメの仕組み、劇場アニメやアニメスタジオのトレンドなども追う。作品の最新情報だけでなく、アニメが生まれる仕組みなどに興味の持つ人に関心を呼びそうだ。価格は税込580円、表紙も人気の『ONE PIECE』となっている。「日経エンタテインメント!」12月号[12月号の主な内容]■ 表紙&特集「ONE PIECE FILM Z」■ 特集 消費を動かすアニメパワー ・研究「ジョジョの奇妙な冒険」 ・研究「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」■ 今、注目!ヒット作の舞台裏 KEYWORD:ジャンプアニメ 『黒子のバスケ』、『HUNTER×HUNTER』、『青の祓魔師』、『銀魂』■ 人気声優最新トレンド 出演数でランキング! インタビュー:岡本信彦/声優ユニット StylipS■ 全国ご当地アニメ“聖地”MAP■ アニメ女子オススメ 一緒に語りたいアニメ50選