新教育研究協会が運営する新教育School Guide Webは10月31日、都立高校と都内私立高校の「2012年度 面接質問項目および作文課題」の一覧資料を公開した。掲載情報は、同協会が各高校に対して行ったアンケート調査をもとにまとめたもの。 資料は、都立高校(推薦入試)と都内の私立高校の作文試験課題と面接試験の質問内容を一覧にしたもの。都立高校は、小論文試験の課題一覧も公開されている。作文、小論文課題一覧には、過去5年分の課題と試験時間、制限字数、配点が掲載されている。面接課題一覧は、質問内容と面接形態、面接官の人数と面接時間が一覧できる資料になっている。 2013年度は、都立推薦入試の方法が一部変更となる。原則としてすべての学校で「集団討論」と「個人面接」を行い、いずれも同一の面接官が担当して両者の結果を総合した得点が選抜の資料として用いられる。 この変更に伴い、都立高校の推薦入試は傾向が変わる可能性もあるが、2012年度の実施例として、参照しておきたい情報だ。