アニメーション産業を担うアニメーター、演出、プロデューサーの育成の必要性が叫ばれるようになって久しい。しかし、人材育成は、時間がかかりアプローチ方法も様々で、その方向性については議論が多い。そこで海外の成功事例を挙げ、それを参考にしつつ、国内の課題やあり方を考えてみるセミナーが、10月28日に京都国際マンガミュージアムで開催される。同日14時から行われる「コンテンツ産業と地域活性-デンマークのアニメ人材育成現場より-」である。当日は、デンマークでアニメーション分野の人材育成機関「The Animation Workshop(TAW)」の創設し、総責任者として運営に携わるモーテン・トーニングさんをゲストに招く。TWAは1989年に設立され、アニメーション教育、実務者トレーニング、コンテンツ専門のインキュベーションの機関としてヨーロッパで大きな注目を集める存在だ。プログラムはデンマークのアニメーション映画の上映とトーニングさん講演をする。上映作品は、TAWから選んだ。また、アニメーション監督で京都精華大学マンガ学部教授の前田庸生さん、オフィスHの伊藤裕美さんを交えたパネルディスカッシンを行う。コンテンツ産業と地域活性-デンマークのアニメ人材育成現場より-http://www.kyotomm.jp/event/evt/kyoto_cmex_2012.php日時 2012年10月28日(日) 午後2時~5時会場 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール料金 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要第1部 講演会(アニメ上映を含む)<約60分> Morten Thorning氏(The Animation Workshop代表) 第2部 パネルディスカッション<約90分> Morten Thorning氏 前田庸生氏(アニメーション監督・ 京都精華大学マンガ学部教授) 伊藤裕美氏(オフィスH・進行役) [参加方法] 事前申込み不要(先着200名) ※当日午前10時から京都国際マンガミュージアム館内にて整理券を配布主催: 京都国際マンガミュージアム、KYOTO CMEX実行委員会 後援: デンマーク王国大使館、一般財団法人デジタルコンテンツ協会協力: オフィスH(アッシュ)、ドーガ