演歌歌手の八代亜紀が初の本格ジャズに挑戦したアルバム「夜のアルバム」(10月10日発売)が、発売初週で5000枚を売り上げ、10月22日付けオリコン週間アルバムランキングで初登場20位にランクイン。ジャズ部門では初登場首位を獲得した。 八代が部門別の首位を獲得したのは、1980年8月に「雨の慕情」で演歌シングル部門首位を獲得して以来32年2ヵ月ぶりの快挙となった。また、総合TOP20入りも、1981年1月に18位にランクインした演歌シングル「雨の慕情」以来31年9ヵ月ぶりで、アルバムでは1978年2月に20位にランクインした演歌アルバム「オリジナル・スーパーヒット16」以来34年8ヵ月ぶり。由紀さおりやJUJU、大江千里といった、他ジャンルからジャズに進出し、ヒットを記録するアーティストが相次いでおり、演歌から進出した八代もそれに続いた。 「夜のアルバム」は、元ピチカート・ファイヴの小西康陽がプロデュース/アレンジを手掛けたジャズアルバムで、CD発売日の10日には、邦人アルバム史上最大級の世界75ヵ国で同時配信が開始。歌手活動42年目にして初の世界デビューを果たした。