開成高校の野球部は、2005年に東京大会ベスト16、2012年もベスト32に勝ち進んだ。練習時間も施設もすべてが不十分なのになぜ?新潮社から9月28日に発売された高橋秀実著「弱くても勝てます 開成高校野球部のセオリー」には、常識破りの戦術が記されている。 開成高校は、毎年200人近くが東大に合格する、東大合格者数トップを誇る進学校。だが、スポーツ面では名声を聞かない。実は、「2005年の全国高等学校野球選手権大会の東京予選で、同校の公式野球部がベスト16にまで勝ち進んだ。最後に敗れた国士舘高校が優勝したので、ややもすると夏の甲子園大会に出場できたのである。」という。 著者の高橋氏が同校を訪れて野球部の練習を見てみると「下手なのである、それも異常に」。どさくさで大量点を取って打ち勝つという、その常識破りのやり方とは?◆弱くても勝てます 開成高校野球部のセオリー著者:高橋秀実価格:1,365円出版社:新潮社発行形態:書籍判型:四六判変型頁数:206ページISBN:978-4-10-473804-5発売日:2012年9月28日