10月20日により桜庭一樹さんの小説を原作にした『伏 鉄砲娘の捕物帳』が、全国公開をスタートする。その公開に先立って、9月14日より京成電鉄と本作がコラボレーションキャンペーンを開始する。『伏 鉄砲娘の捕物帳』の舞台となるのは江戸の町。そして本作の原点となったのは滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」の舞台は現在の千葉県である。京成電鉄はこのふたつを結ぶことから、今回のコラボレーションが実現した。コラボレーション企画は、幾つかのイベントから構成されている。ひとつは、京成電鉄主要6駅での声優による駅構内のアナウンス、もうひとつはスタンプラリー、そして「伏 鉄砲娘の捕物帳」が車両を丸ごとジャックした「伏 大江戸・南総再発見号」の登場だ。駅構内アナウンスが行われるのは日暮里、押上、八幡、船橋、成田、千葉中央で、それぞれ作中の異なるキャラクターがひとつずつ駅を担当する。ここで注目したいのが、すでに発表されている『伏 鉄砲娘の捕物帳』の声優陣だ。今年7月のキャスト発表で、多くのファンを驚かせた豪華出演陣である。その声優たちがこのキャンペーンに参加する。例えば日暮里駅はヒロイン浜路を演じる寿美菜子さん、千葉中央駅は信乃役の宮野真守さんといった具合だ。このほか宮本佳奈子さん、神谷浩史さん、小西克幸さん、坂本真綾さんと注目の役者が並ぶ。また、この6駅では構内アナウンスだけでなく、それぞれ違うキャラクターの複製原画などの展示も行う。出来れば全部確認したいところだが、そこは「伏×京成電鉄スタンプラリー」の登場だ。これらの駅を回rながらスタンプを集めて、さらに豪華プレゼントが当たるという企画である。いずれも9月14日から11月11日まで実施する。話題の映画と併せて楽しみたい。映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』は、桜庭一樹さんの小説を原作に『亡念のザムド』で注目を浴びた宮地昌幸さんが監督、脚本に大河内一楼さん、ビジュアルイメージにokamaさんと話題のスタッフが集まる意欲作だ。桜庭さんが滝沢馬琴の古典『南総里見八犬伝』を大胆に新解釈し、それをさらに映像化する。人と犬の血をひき、人に化けて暮らす伏を巡る物語は、いかなるアニメとなったのか?この秋、マストの劇場アニメとなっている。伏×京成電鉄大江戸~南総原画展&スタンプラリー開催概要開催期間: 2012年9月14日~11月11日(日)開催駅:日暮里: 浜路(声/寿美菜子)押上: 冥土(声/宮本佳奈子)八幡: 馬加(声/神谷浩史)、船橋: 道節(声/小西克幸)成田: 船虫(声/坂本真綾)千葉中央: 信乃(声/宮野真守)文藝春秋創立90周年記念作品『伏 鉄砲娘の捕物帳』10月20日(土)テアトル新宿ほか全国ロードショー公式サイト http://fuse-anime.comtwitter公式アカウント @fuse_anime原作: 桜庭一樹著「伏 贋作・里見八犬伝」(文藝春秋刊) 監督: 宮地昌幸脚本: 大河内一楼ビジュアルイメージ: okama人物設計: 橋本誠一 美術監督: 吉原俊一郎美術設計: 青木 薫 主題歌: Chara「蝶々結び」(Ki/oon Music) 音楽: 大島ミチル配給: 東京テアトル