GW映画として公開され、大ヒットした映画「テルマエ・ロマエ」が、トロント国際映画祭のメイン枠「ガラプレミア」(9月8日)で上映されることが明らかになった。同映画祭の「ガラプレミア」枠で上映される日本映画は「崖の上のポニョ」以来2作目の快挙だ。 映画「テルマエ・ロマエ」は、ヤマザキマリの同名コミックを阿部寛主演で実写映画化。古代ローマ帝国の浴場設計師ルシウスが現代日本にタイムスリップし、日本の風呂文化を学んでいく姿を描くコメディだ。原作本の発行部数も800万部を突破し、映画も公開80日目で、興行収入58億円を突破するなど大ヒットとなっている。 トロント国際映画祭で、日本映画が「ガラプレミア」枠で上映されるのは「崖の上のポニョ」以来2作目。同作で古代ローマの浴場設計技師“ルシウス”を演じた阿部寛と、平たい顔族代表であり、ヒロインを演じた上戸彩が緊急でレッドカーペットに参加することも決定。トロント国際映画祭は、現地時間で9月6日~9月16日に開催される。