権威・キャッシュDNSサーバの兼用による危険性について
ブロードバンド
セキュリティ
特に、事業者が提供するサービスやシステムにおいて顧客が作成するゾーンの内容のチェックや制限が不十分であった場合、任意の名前に対するDNSポイズニングの恐れがあるため、極めて危険な状態となる。DNSポイズニングが成立した場合は、アクセスの誘導やフィッシング、クッキーの改変、メールの盗難、SPFレコードの偽装による成りすましメールの発信などに悪用される危険性がある。また、ドメイン名の引っ越しが妨げられることで、当該ドメイン名の運用に悪影響を及ぼす危険性がある。JPRSでは、同サービスが6月22日に公開したドメイン名ハイジャックの危険性への対策に加え、当該権威DNSサーバとキャッシュDNSサーバの分離が必要としている。
権威・キャッシュDNSサーバの兼用による危険性について注意喚起を発表(JPRS)
《吉澤亨史@ScanNetSecurity》