スカーレット・ヨハンソンが、ヌード流出を認めたハッカーから6万6719ドル(約530万円)の損害賠償を受け取ることになりそうだ。 合衆国地方検事局による有罪勧告によれば、スカーレットは、自身のヌード写真を流出させたハッカーのクリストファー・チェニー被告から、6万6719ドルの損害賠償を受ける権利があるという。 チェニー被告から同様の被害を受けたクリスティーナ・アギレラの裁判例では、連邦裁判所は損害賠償金額を7500ドル(約59万円)としていた経緯がある。クリスティーナの場合は、スカーレットと違い、ウェブサイトにヌード写真がアップされるようなことがなかったため、メールはハッキングされたものの、比較的小額の損害賠償金額になったようだ。 しかし被告側の弁護士は、チェニー被告の雇用状況からして、「被害者に高額な損害賠償をできる」ことは「あり得ない」と訴えており、71ヵ月の「最も重い」禁固刑を訴えているという。 クリスティーナの場合は、クリスティーナのスタイリストのメールアカウントがハッキング被害に遭ってヌード写真が流出し、一方スカーレットの場合は、スカーレットが元夫ライアン・レイノルズに送ったメールをチェニー被告にハッキングされたようだ。 チェニー被告は、2年間に渡ってほぼ毎日エンタメ業界の50人のセレブのメールをハッキングしていたという。 そんなチェニー被告の判決は7月23日に言い渡される予定だ。